セリアの使用感 と 暴走ルーン
最近はワリーナでも頻繁に使っているセリアの使用感を書いてみようと思います。
光闇純5なのであまり書いてもレアもの自慢みたくなるかなと思ったり、実際にワリーナはあまり見られないモンスターということもあるので、今までは特にあまり書くこともない感じのモンスターかなと思っていましたが、シーズン9-10では結構な活躍をしてくれているので、数は多くはないかもしれませんがセリアをお持ちの方だったりセリアの対策が知りたいという方もいるかもしれませんので、書いてみました。
占領戦防衛でも使っているので速度がばれない方がいいのかなと思いましたが庭を覗けばみれますし、海外のサイトだと各プレイヤーの使用モンスターのステータスも載っているのであまり隠しても仕方がないですもんね。
セリア(暴走意志)
あまりワリーナで見られないセリアです。確かにバフを睡眠に変えるパッシブというのはバファーが多い場面だと結構強みがあるので、勢いに乗ると相手のペースを崩してくれることも多いのですが、計画的なムーブができないのでプレイ自体が運任せみたいになってしまうところがあって格下に確実に勝ち切ることが求められるワリーナランキングレースでは上位陣ほど使うことを敬遠するモンスターなのかもしれません。加えてスキル2の睡眠発動率が75%というところで抵抗も考えると睡眠を入れられる確率はそこまで高くないところもあまり評価されていないのかもしれません。
ランダムであることと相手のバフに依存する性質上コントロールパには適さない行動阻害デバッファーですが、筆者は結構このモンスターが気に入っていて、セアラとともにピックして相手の予定行動を狂わせて、睡眠したキャラの上にそっと爆弾を置いていく戦い方をしています。自分自身がセリア以外の行動阻害役を入れないので相手が火猿、ジュノ、ジョセフィーヌをピックしてきてもそこまで気になりません。
占領戦防衛ではずっとクムヌ水イフセリアで防衛に置いていますが、もう長く置いているので最近は防衛成功率も結構下がってます。やっぱり上から保護雨師なりジュノラキュニなりと色々と対処はできてしまうので、またセリアを使った防衛が何かないか考えてみたいと思います。
【セリアのルーンとワリーナでの使用感】
筆者は過去3回ルーンを変えていますが、1年半くらい前に引いてから手持ちのルーンでは一番いいルーンをセリアに寄せています。これは占領戦防衛で事故が起きる期待があったというのは一つの理由ではありましたが、せっかく引いた光純5なので、ワリーナで使わなくてもいいルーンを寄せてあげたいなと思っていつも磨いていました。
ワリーナでは考えられる形は迅速速度特化、暴走速度型、暴走クリダメ型があるかと思います。
①迅速セリア
ワリーナでの迅速は不適格かなと思います。相手の上を取ってあれこれするならその早いルーンをオケアノスやハトホルにつけてあげればいいと思います。ランダムで相手の意志を剥がして睡眠に変えるセリアは、意図をもって狙った動きをすることができない上に、スキル2の全体睡眠の発動率も75%で先手を取ってもヴェルデを寝かすことができるかもわからない不確実性があるので、迅速ルーンをつけて開幕で仕事をさせるには不十分のスペックです。ワリーナ上位プレイヤーであればあるほど信頼して使えるモンスターではないと映るのかもしれません。アリーナ防衛での迅速セリアは結構いいと思います。
②クリダメ型セリア
速度+245位の暴走意志クリダメの速度アタッカー型を1年前くらいに作りましたが、当時はヴァネッサもなく、トリアーナもワリーナで使っていけるルーンもついていなかったので、とにかく狙われてよく落とされてました。これは強いときはスキル1の倍率がすごいのと回転も速いので活躍はしましたが、基本的には免疫役とともに使うキャラクターでもなければコントロールパに入るようなキャラクターでもないので、組み合わせが非常に難しいところはありました。それでも今ならばヴェルデ、ローレン、エルーシャあたりと組んでぐんぐん回して足止めしながらセリアがダメージソースを担う形だったり、ヴァネトリと組み合わせて剥がしとかく乱をしながら相手を個別撃破していく戦い方は強そうだなという感覚があります。
③速度型暴走セリア
筆者の一番初めのセリアは暴走集中で速度が+162くらいで集中ルーンで的中を確保している分防御と体力に結構ステータスを割けていたのですが、意志がない速度+162だと使い方としては非常に難しく、ワリーナでの使用はすぐに諦めました。
そこから、水パンダやらガニメデやらの速度がついている暴走ルーンを取り上げてセリアに凝縮させて作りました。1番と5番に速度4ハネのルーンがついているので、4番6番はそこまで速度が跳ねていなくても+183まで速度が伸ばせました。基礎速度が113あるので、出来上がり速度が296になって、速度リーダースキルが加わると相手の上を取ってランダムな動きを仕掛けることができる上に、相手に意志がついていないときでもスキル2で全体睡眠を狙っていけるので開幕先手でセリアが動く意味は結構あります。速度がついた暴走ルーンを寄せているので必要となる的中が確保できない分は6番意志に的中%のルーンをつけることで出来上がりました。
さらにルーン発掘を頑張って速度が伸ばせれば暴走集中、刃、果報あたりのどれかにサヤ寄せしたいです。できれば6番集中の質の高いレジェンドルーンが欲しいのです。相当にドラゴン回っているのですが、なかなか速度が跳ねた6番集中が出ないものです。本来はもう少し火力が出せた方がいいとか色々と悩みましたが速度と的中の確保こそがセリアの本懐と納得して組みました。
【筆者の使用感】
この速度のみに特化したセリアはその後の回転もかなり速いので、スキル1のゲージ吸収も強く、相手を想定外の混乱に陥らせることができたりするので速度のついたルーンをセリアに凝縮してよかったなと今は思えています。ただし、これは筆者の暴走ルーンの粋を集めたから強いのかセリアが本質的に強いのかは上手く判断できていないのですが、何となく前者の割合が高いのだと思っています。このルーンをローレンにつけたらきっと相当な活躍をしてくれるでしょうし、本当は火力が欲しいオケアノスですが、オケアノスにつけても活躍するかもしれません。ただ、かなり速度を振ったセリアはその持っているポテンシャルを最大限発揮してくれている気がして、少なくとも現在の筆者のワリーナピック構成において非常に鍵となる役割を担ってくれていて、使っている実感としてルーン込みではありますが、このモンスターは相当強いなと思うわけです。
クリダメ型も組み合わせ次第では強みがあるも、本来のセリアのポテンシャルはバファーピックのメタとして投入して錯乱させたり、開幕で意志を剥がして眠らせるところにあるので、速度特化がその長所を一番活かせるのではと思ったのが自分なりの結論ではあります。
このキャラは速度特化にするならば速度に思いっきりとんがらせた方がいいという感想ですが、さりとて+160~170でも十分活躍しますし、セリアの強みは開幕を制するということよりもむしろ開幕一巡後も相手のアメリアなどを困らせ続けるところにあるのと、スキル1のゲージ吸収も強いので回転が非常に速いところがあります。自分の速度なりに使い方とピックを考えれば必ず使っていける場面はあると思います。
【セリアの暴走ルーンの余談】
速度4ハネなんてなかなかドロップしないのでこればっかりは運と数です。1番も5番もドラダンでドロップした時は実数とか抵抗とかがサブオプで接頭語もなくて速度が跳ねなければ売却だなと思って叩いたルーンだったのですが、2回奇跡が起こってくれました。
同じように巨人で並みならぬ周回で速度+200を超えるモンスター複数を作ってワリーナやアリーナ最前線で戦っている方は多数いるかと思いますが、これも一つのサマナの醍醐味でもあり闇でもある速度4ハネの奇跡はもう無心になってカイロスにこもる以外にはないとは思います。
錬成石を毎月全部買えるとしても錬成石頼りだけでは作れないんではないかというような確率なので、筆者はただひたすらドラダンをやるだけであります。4年間やってこの2個だけですし、錬成産でもできたことはないので、うーんっていう確率ですけども。速度3跳ねはそれなりに手に入るんですが、4ハネっていうのはなかなかできるものではないと思いますので、錬成を基本的にしない1番と5番で手に入ったのは幸運ですね。
ただ、筆者がドラダンに求めているのは速度にとんがったルーンというよりも質のいい暴走ルーンなので、普通にアタッカールーンやサポータールーンなどを追い求めてる中で運が良ければこういった速度や抵抗などにとんがったルーンに巡り合えるという感じが実際のところです。
究極の迅速ルーンを追い求めているプレイヤーもその過程でドロップする速度アタッカー向きの選りすぐりの迅速ルーンなどが手に入ると思いますので、日本人でもガティさんやカブレラさんはそういったルーンをキメラなどにつけて、トップクラスのランカーとして活躍されていますが、おそらく並みならぬ努力があったのだとは思います。
筆者はなんだかんだとアルタミエルのようなキャラパワーで戦っているとこもあるのですが、セリアのルーンだけは運はよかったところはあるとはいえ、ドラダンをただひたすら頑張った成果だと思っています。特に1番ルーンは+6まで叩いて速度が跳ねなかったら即売却するようなルーンでしたが、速度が+25まで伸びてくれた瞬間はうれしかったですね。
ようやく2体目の覚醒ラオークをゲットしましたので、今日からまたとにかくドラダンドラダンで頑張っていきたいと思います。
【ワリーナでの相手】
ヴァネッサ、ペルナ
先手で動いてランダムムーブをするだけなので、一番の苦手はヴァネッサ、ペルナです。
何事もなくセリアのランダムムーブが終わって意志が取れたところにヴァネッサ盾割からペルナ砲であっという間にいなくなります。その形にならないようにこちらと相手のピックに気を付けています。どうしてもヴァネッサ、ラグドール、ペルナとくるとラグドールをバンせざるを得ないので、免疫役を上手く差し込むかエギル、トリアーナをピックして行くなりして事故を回避です。
ジョセフィーヌ
基本的にはジョセフィーヌは苦手ではありません。ジョセフィーヌが毎回暴走したら対処できませんが、基本的にはジョセフィーヌのパッシブの回転を上回るスピードでセリアが相手を眠らせるので、さらにはジョセフィーヌのシールドも足かせになって相手が頻繁に待機状態に陥ります。ただし、どうしても開始時はセリアの剥がし睡眠の直後にジョセフィーヌの剥がし挑発を味方のセアラやフランが受けることになるので、そのまま開幕で相手が場を制する機会を与えてしまう構成だとミスピックということになります。ガニハトジョセの構成にフラン火アークの構成で受けていてもどちらも免疫を貼れずにガニハトモードに入ったりすることもあるので、苦手ではないもののジョセに先手剥がしと挑発埋め込みを開幕で与えてしまうデメリットがあります。そこを乗り越えればこんどはセリアがジョセを制する展開が多いです。筆者はジョセフに対してセリア水雷帝のコンビでよく出撃しています。水雷帝の知識がポコポコと貯まります。
バステト
本質的には一番のお得意様なのですが、バステトファーストの時は相手は上から殲滅しにくることが多いので、上手く機能できるピックができるかどうかは五分五分です。
筆者はバステトファーストが来たらまずは耐える体制をとるのでアルタ風猿をピックしますが、その後の相手のピックによってはヴァネッサ、セリアをピックする場合があります。相手がバステトに加えてティアナを入れてきたり、火アークやマジブラを入れてくる形だとセリアを出しにくくなってしまいますし、セリアは相手の上からの攻撃に耐えられるステータスではないので、ヴァネッサ、セリアがバンされにくいような形になっているかを見極める必要があります。
保護雨師
迅速保護の雨師はギルバト占領戦だとセリア防衛に対して有効ですが、ワリーナではほんとに序盤だけの優位にすぎないのですぐに次々と剥がされて行ってしまいますので、セリア対策になっているかどうかは微妙なところかもしませんが、開幕でしっかりとメンバーを動かして、火力で一体落としきる作戦を取るならばセリアに対して有効だといえます。
ヴェルデローレン
この凶悪コンビはセリアが強いとか弱いとかと関係なくやばすぎるので、少なくともセリアでは全く対処ができません。もはや評価でも考察でもない愚痴になりますがヴェルデローレンに相当今期はポイントを持ってかれてます。
ラキュニ
対セリアだとラキュニがかなり効きます。ピックされると本当に嫌ですね。よく動きながら睡眠を消していってしまうので、敵ながら素晴らしいモンスターです。