サマナーズウォー攻略日記(Watarugo)

赤2ランク帯のサマナーズ攻略日記

ワリーナシーズン10(9月11日時点) と ダフニス

f:id:Watarugo-summonersw:20190911140524p:plain

 

ワリーナシーズン10は筆者は過去シーズンと比較しても勝率はよくないですが、悪戦苦闘しながらも楽しんでいます。多岐に渡るピックパターンやどのモンスターにも相対的にメタが存在しているような環境で、過去に比べると多少運要素の寄与度が増えているようなシーンもよく見られますが、やはり強い人は強いということでバランスは良いのではないかと思います。

 

基本的には筆者が感じるには、ある程度汎用性があるピックというものはあるにせよ、ルーンの強さだけで勝ち続けていくことができるのは結構限られたプレイヤーだったりして、基本的には軸の2~3体はあっても、固定の上から速度で勝負していくプレイヤー以外はそこから続けるピックの幅というものは必要な環境であるような気がします。

 筆者は自分の敗戦のリプレイを見返しても一番警戒しているダフニスに対してしっかりとした返しができていないことやラストピックのエルーシャなどに苦しめられているところがあって、ここからシーズン終了まで対策できるところはして行かないといけないなと思ったりするわけであります。

今のところセアラ軸のピックで勝ててないというほどではないですが、これからもじっくりと考察をしていきたいと思います。

まあ、上手くいかないといったどころで、ここが筆者と上位との差であって、ピック力、ルーンがまだ至っていないことなんだなあと自覚しているわけです。

ギリギリ100位くらいの順位にいますが、このままの勝率だと最後に100位に残れることはないんだろうと思います。

とりあえず今回はシーズン10での強モンスター、ダフニスについての向き合い方について、思うところを書いていきたいと思います。

 

ダフニス

速度にかなりステを振ったダフニスが上をとっても剥がしと盾割を両方入れる確率自体は抵抗確率が15%でも72.25%と運要素はあるわけですが、ワリーナにおける勝率そのものが70%に到達していたら完全にランキング100%に入るわけで、72.25%で勝利をかなり近くに手繰り寄せることができるのならば十分採算の取れる確率だと思います。さらにこのダフニスの業火はCT3と軽めな上に3ターンシールドもつくので他のキャラのサポートがあれば2発目を打てる確率も高まります。

これはピックされると嫌な方も多いと思いますし、積極的にバンする方も多くみられるので確実に強いモンスターではあるわけですが、ところがどうしてか、ダフニスピックを毎回敢行しても勝率がついてこない、むしろ負け越しも多いことも結構あるかと思います。

これは一つの理由としては相手にとられたくない心理が出ているのかわかりませんが、明確な意図もないのに先にダフニスをピックしすぎているのをよく見ます。セアラ、ダフニスとかフラン、ダフニスとかですね。完全に上を取るバステトマジブラ系ピックかオールアタッカー気味のイケイケピックであればダフニスを先に見せても問題ないことは多いかもしれませんが、ヴァネ、フラン、ダフニスみたいなバランス型で先に見せてしまうと対策する余裕を相手に与えてしまいます。

こういった大技使いのモンスターは諸刃の剣なのでメタ枠を入れる余地が少ない第4ピック以降で強烈に刺さっていくものなのですが、後手側の第1、第2あたりでダフニスをさらしてしまうと赤帯ではそれなりの対応ピックを取られてしまうことが多いと思います。

よしんばダフニスで一体落としたとしても火に寄せすぎたピックが仇となって水系ピック2枚に逆転負けすることもあると思います。

ワリーナの第1、第2ピックというのは従来から基本的にはメタが相対的に少なくて、その後のピックの幅が広がりやすいモンスターが選好されてきていて、ダフニスのように強いは強いもとんがり過ぎているモンスターは不向きなんだと思います。

ダイアナをファーストでとるプレイヤーもいますが、それはダイアナに対するメタを釣る餌役を意図しているのであって、ダイアナが高い攻撃性能以外にも固いシールドとデコイ性能を持つ高い能力が故だと思います。

 ただ、先にダフニスを見せるのが決して悪いといっているわけではなくて、例えば第1~第3全てが相手にプレッシャーを与える火力役(セアラ、水パンダ、ダフニスやセアラ、ギアナ、ダフニスなど)の構成の場合だと、その後に続く2体も何が来るかわからない怖さも相まって相手の受けのピックも非常に迷いが生じる可能性は結構あるのだと思います。

一方でダフニスを先に出された側ですが、第2ピックのダフニスを見てその時点で相手がダフニスバンを決め打ちするようであれば、それはダフニスをピックした側の勝ちですが、そもそも赤帯でファースト、セカンドピックで出てきたモンスターをバンする前提でピック構成を組んでいたら勝ち上がっていくことは難しいと思います。筆者も以前はハトファーストのハトをバンする前提でピックする悪い癖がありましたが、そうしていると強烈な第4第5ピックで身動きが取れなくなったりするわけです。

 

【筆者のダフニス対策】

筆者も第4第5のダフニスは結構バンすることが多いですが、第3ピックまでの相手ダフニスピックは、安易にバンしないように心がけてダフニスに仕事をさせないピックして行くように頑張っています。ダフニスを見せられたからと言って、安易にダフニスをバンすることを頭の中で思い浮かべてしまったら相手のペースになってしまいます。

ダフニスに対して弱いといえるセアラフラン軸の筆者としては相手にガニメデ、オケアノスがいなければ意志なしトリアーナと迅速ローレンの2枚ピックで対応をして、あとはラストピックにどのような強いキャラが出していけるかが鍵になったりします。迅速ローレンは案外と初手のダフニスへの剥がしとゲージ下げを失敗しちゃったりしているのですが、オケアノスを使うよりは確率はいいはずなのでこれは仕方ないですね。

相手にダフニスを取らせたくなく、さらには自分でもチャンスがあれば使いたいのであれば、そういうピックをしていくしかないかと思います。ヴァネトリからローレン、水パンダ、ヴェルデなりを入れたところで相手の状況を見て、フランやダイアナなどを相手が出してきたらダフニスを置いて、最後に相手が水猿を入れてきてもその水猿をバンするみたいなイメージです。

筆者が採用しているピックスタイルではありませんが、現環境におけるダフニスの存在は大きいので、汎用性に優れダフニスを使うもダフニスを受けるにも使いやすいヴァネトリは攻防ともに強さのあるピックの形だと思います。

バステト、火マジブラ軸の方は必然的に属性優位なアタッカーを最後に置いていけるので、ダフニスもその筆頭候補として第3~第5にピックすることになるので、有効に機能します。現在環境において風雷帝、ダフニス、水スナイパーなどの使いやすい上から必殺できるキャラが増えたので再び速度パーティーも一定のシェアを占めているように見えます。 

(筆者がリプレイを見て上手くはまっていたなと思ったダフニスピック)

1. セアラ、迅速ヴェルデ、迅速バステト、迅速ダフニス+剥がし能力を持つアタッカー(エギル、ローレン、水猿)

セアラのところはヴァネッサでもシミタエでもいいと思います。

この形の強みはバステトをバンされても迅速ヴェルデが上を取れればダフニスが初手を打つことができるところで、基本的には相手のハトホルファーストなどに対して強く出れるピックです。これは自分が先手ファーストなのか後手ファーストかで少々ことなりますが、後手ファースト向きのピックだと思います。セアラ、ヴェルデだけだと上から速度型というよりも高速回転型な感じがするので、相手も返しのダフニスを置いてくる可能性はあっても速度パを警戒したピックとならない可能性が高く、そこで相手が受けパテに出てくれればしめたものでバステトダフニスと置いていって、後手に回った相手のピックをじっくり見てラストピックして行けばいい形になるので、非常にうまいなと思いました。

このプレイヤーの他のリプレイを見てみるとダフニスを取られてもエギル、ジョセをピックしたりして上手く捌いていましたし、迅速ヴェルデを活かした幅広い戦い方をしていました。

ラストにピックするキャラクターは水属性の強キャラが良いためエギル、水スナイパー、ジョセフィーヌ、水猿、水パンダあたりを用意できると強いです。もちろん光イフリートやダイアナなんかもセアラより先に動けるなら強いと思います。相手のピックによってもう一枚速度リーダーを入れていく必要があればプサマテ、フェイ、シミタエあたりを投入できるといいですね。必ず上を取っていくことに徹したダフニス運用は迅速刃や迅速集中で組めるのも利点ですね。

 

2. ヴァネッサ、トリアーナ、ダフニス、水パンダ、+ハルモニア(雨師、フラン)

これはヴァネトリという現環境の強いピックの流れからの派生です。ヴァネトリそのものがそこから広げられるピックパターンが多い点で非常に活躍しているわけですが、相手がフランなどで受けてきた場合にはダフニス水パンダなどで圧力をかけていくことができます。

ラストピックはクリダメ雨師も結構見ます。このピックはヴァネッサバンされてしまうと相手の上から攻勢には完全に受けになってしまうので、ダフニスを出していくとしても後手の第3、第4、先手なら第4、第5時なんだとは思います。このダフニスは意志必須ですね。

 

3. ハトホル、ガニメデ、ダフニス、ヴァネ、+α

ハトファーストに対してはW免疫、ジョセジュノなど、ハトバン決め打ち、上から殲滅で対応など各プレイヤー様々ですが、依然として強いハトホルに対しては何らかの対策なしではすみません。ガニハトの上を取ってしっかりハトホルを落としきれるピックができる人は強いですし、ジョセジュノアクロマなどの行動阻害免疫を複数持っているプレイヤーも相対的に有利に対応できますが、そのような対策手段がないプレイヤーだとW免疫やハトバン決め打ちになってしまうわけです。正直その割合がどの程度なものなのか筆者もよくわかりませんが、W免疫やハトバン決め打ちに舵を切ったピックであればダフニス、ヴァネッサなどの追い込みピックは非常に強いです。ただハトファーストをした時点でダフニスピックで返されることの多い環境なので、相手が早い段階でダフニスピックをしてきたらしっかりと返しのピックを用意しておきたいところです。やはり完全コントロールではないガニハト使いには強いエギルが欲しくなります。この形の+αが元姫だと激しく強いです。

 

4. バステト、火マジブラ型

伝統的な速度パーティー型ですが、ダフニスという新たな大砲が加わったことによって使いやすさが増しました。このパターンは固定のマジブラ、バステトに続く3体をどのように幅広くそろえられるかがカギになりますが、強みはバステトもマジブラも盾割をもっているところで、ダフニスとの相性が非常に良いです。先手でバステトゲージアップで既にダフニスに繋がっていれば、2番点のマジブラは相手の意志状況を確認してスキル2で盾割を狙いに行くことができるので、盾割が入った相手に業火をしていくことでより確実にワンパンを狙っていける強みがあります。

 

火属性では速度勝負時のガロ、攻撃バフ役もできる迅速カーリーとダフニス、水属性は水スナイパー、タオール、風属性はシミタエ、風雷帝、ラグマロン、闇属性に速度リーダーのフェイという布陣だと思いますが、キャラの幅とルーンの質は求められるものの現環境では再び存在感を示しつつあるピックとして機能してきていると思います。

ただこの形は風雷帝が非常に欲しいキャラになってきてしまいますね。

 

5. セアラ、水パンダ、ダフニス

セアラファーストから水パンダダフニスと並べていく形は相手に強いプレッシャーを与えられます。その後にどのようなピックが来るかも読めませんし、普通に受けパでは持ちこたえられない予感を与えるので、無理にでも上を取りに来るか蘇生役を複数入れて対応しようとするか様々ですが、残りの2枠でフラン、雨師を入れてサポートさせるなり、さらに水猿、オケアノス、ダイアナ、ペルナ、ガニメデなどをピックして攻撃一色にしていくなり幅があるので重火力を先に全面に押し出していくピックパターンも現環境では相対的に強いと思います。このような並べ方をされると非常に圧力を感じて返しのピックがうまくできなかったりすることも多いので、思い切りはいりますが、結構成功しているリプレイを見ます。

筆者もダフニスは持っているので、これからも使い方を色々と考えながら模索していきたいと思います。