サマナーズウォー攻略日記(Watarugo)

赤2ランク帯のサマナーズ攻略日記

ワリーナシーズン11 開幕戦 と 環境の所感風日記

巨人周回メインでこのところやってきましたが早くもメンタルがやられてきたので、巨人とドラダン半分半分の今日この頃です。巨人がルーンを全然くれなくてもサマナのモチベは高いです。

まだシーズン112日に1回数戦やる程度で、時折リプレイを見たり動画を見たりしている程度でカイロス周回をひたすらにやっている感じです。

 

とりあえずカイロス周回はネタも何もないので、少ない戦闘数とリプレイと普段親しくしているプレイヤーとの交流から見聞きしたことから筆者の頭の中で出来上がったシーズン11の環境と自分がこれからやることをちょっと書いてみました。

 

ワリーナの世界は広く深いので筆者の目にはその一部しか映りませんし、結構固定観念に支配されがちです。これは断片的に筆者が見た感想ですが、別のプレイヤーが別の視点で見た風景を見聞きするのもまた好きであります。

 

ワリーナは速度環境ではあります。ヴェルデを封じるには何をすべきかの一つのシンプルな答えとして上から封殺するのが簡単だからです。ヴェルデに加わってシーズン9の終盤でのダフニスとローレンのスキル修正がその拍車をかけました。

 

では、筆者も迅速ルーンを頑張って速度勝負をして行けばいいのかというと、ワリーナの世界はそんな単純なものでもないし、迅速ルーンの発掘作業を放棄してきた筆者には上位レベルのルーンに追い付くまでの距離は相当あります。

 

ドラダン周回を重ねてきた筆者には筆者なりの戦い方を作っていくしかありません。

ヴェルデローレンに苦戦してからは、盲目的にローレンをバンしたり、自分の構成とマッチしていない状況でもローレン先取りを強行したりとローレンにしっかりと対峙することから逃げた分随分と遠回りしましたが、ようやくいくつかの自分なりの対策ができるようになってきました。ただ、それでも赤帯のヴェルデローレンのリプレイなどを見たりしながら自分の中ではまだもう少し勝率を上げられると思ったピックの手段として思い浮かぶものがあるので、その中の一つとしてやはり迅速は手に入れておきたいのですよね。

ヴェルデローレンは強くはありますが、比較的ローレンは今のままでも対策できてきているのでヴァネッサピック対して返されたヴェルデの対策が筆者の今後の課題です。もちろんアンタレスをピックしつつ、ヴァネッサ盾割からのアベリオで落としていく形でもそれなりに勝てるときは勝てますが相手のヴェルデが動いて相手が好きなことをしてきた後に行動順が回ってくる時点で悪手で、本来はヴァネッサピックしているんですから上から落としきる勝ち方が王道なはずなので、それをやるにはルーンをというところです。

 

赤帯でのヴェルデローレンのリプレイを見るのは面白いですし、それはSWC Finalでも見応えのある試合として筆者の目には映ったので、きっと観戦するEsportsとしてはいいのかもしれませんね。また純4以下の活躍しているモンスターはSWCでも見た通りエルーシャ、アンタレス、フランなど他にもいます。

誰もが使っていける強い配布モンスターが存在する環境でいかにしてサバイブしていくかって言うのは、筆者には険しい道のりだけども挑戦し甲斐がありますし、その一方で筆者だってチャンスとあらばこれらのモンスターをしっかりと使えるように準備しておきたいと思います。

 

ヴェルデローレン対策のピックは結構進んでいる傾向にあるので、筆者はむしろその対策パに対して強い優位性をもって勝ちきるピックができるかがシーズン11のもう一つのカギだと思っていて、ヴェルデに強い速度パ、後攻めパ、早いセアラ水猿系あたりにはしっかり勝ち切るプレイをしていきたいところです。

 

一年を振り返ると面白いですね。昨年12月に水パンダ王政の崩落から新星フランとそれまで悪王水パンダに睨まれて竦み上がっていたヴェルデがワリーナを席捲するようになって、一方で従来まで水パンダとにらみ合っていた女王ハトホルがファーストピックの顔となりましたが、その時代に勝てていたのは結局多数派のハト系コントロールパやヴァネフランではなく結局火力パや免疫チマ攻めパだったと筆者は思いました。ヴァネフランヴェルデハトみたいな形は超トップランカーが勝ちまくっていた印象が強くて、追随したプレイヤーが多かったのかもしれませんが、かなり厳選された暴走ルーン依存度の高いピックで、ガニハト系コントロールも同じでした。

そういった多数派に対してメタっているプレイヤーの勝率が高いのは当然なのかもしれませんが、ピック率や流行と勝率がリンクしないのがワリーナですね。

その流れがシーズン9の中盤以降(5月下旬)くらいまで続いてから大きなスキル修正によって新星ダフニスとローレンが現れて、徐々にワリーナの景色を変えていきました。

スキル修正があっても環境への影響には遅効性があるので、シーズン10の中旬以降にさらに上から攻勢を仕掛けるピックの割合が増えてきたのが筆者なりの見方です。

ヴェルデ、ローレン、ダフニスに対して、受けの形で試合をしていたのでは勝てないという意識が環境に変化を与え過去の速度パの比率よりも多い速度パが出現したのかもしれません。

速度パはもともと一定数は存在していて、超越したルーンで世界トップ10にランクインする田中翼さん(田中翼さんは速度パ以外でもなんでも強いですが。。)をはじめとして日本でもガティさんやカブレラさんのようなランカークラスの速度パであったり、広く金帯から赤帯まで多少はいましたが、高い勝率を確保できていたプレイヤーは多くはなかった印象でした。水パンダペルナジャンヌのような重厚なピックなどにはよほどルーンが強くないと勝てなかったのでシーズン7までは少数派だった印象です。

今では伝統的な速度パではなくてもより速度を重視した水猿エギル、ガニメデハトホルなどが多く出現するようになり速度厳選されたルーンが重視される傾向が強まった印象です。

この速度競争環境というのはどうしても速度以外のステータスに妥協が入りますし、押せ押せの構えなのでフラン以外の免疫枠を入れないのが基本構成になります。

そこで相対的にメタとして活躍したのが後攻め型で、フランを先取りしてしまって相手に免疫を入れない形に誘導しつつ、そこからどっしりと耐久で受けてから高火力で迎撃するパターンです。この形の本来のメタはヴァネヴェルデトリアーナのような形だと思ってましたが、想像以上にコントロールパや速度型火力パに強いなと思ったのが正直な感想です。

後攻め型も昔からリディアやアシマなどを愛用するプレイヤーなどで一定数は存在していました。今はベレヌスという強力なモンスターもスキル修正によって登場しているし、ラキやベスのような全体盾割を持つ強いアタッカーも存在するので光闇がなくても構成が組めます。ヴァネヴェルデトリアーナなどのピックや中途半端なコントロールパを一網打尽にする暗躍を遂げています。ただ後攻め型は赤2クラス以上になってくると形をおぼえられやすいのが難点なのですが、案外相手にフラン雨師とW免疫ピックされて雨師バンから開戦するも案外と打ち合いから粘り勝っている試合など多く結構驚かされます。

後攻め型は速度と引き換えに受けをする分、強いプレイヤーだと耐久や抵抗のステが違ってくるので、速度に特化していくどうしても耐久にステータスを振り切れないところを上手くカウンターでやられてしまうのかもしれません。後攻め型でも赤3だったり金1だったりピックの組み合わせとルーンで大きく変わるようです。ちなみに、後攻めといってもワンパターンではなくて、ティアナ先出しで相手に免疫を入れる気をなくさせて、実はそこからガレオンやザイロスアリシアなどの鈍足意志保護キャラを並べる意表を突いたピックの形(これ昔は結構いましたが最近減りましたかね?)とアナベルフラン軸やフランオフィーリア軸の攻防バランスの取れた後攻めが多いですが、前者は速度パにまるで太刀打ちできないので、強いのは後者です。このサポート2キャラの抵抗力、耐久力、その他のステがとても大事で、この2キャラに支えられて粘られるとグダグダしているうちに全体火力打ち込まれて負けたりします。また上位になれば相手が速度パできてもピック筋を変えていってリディアがバンされてもダイアナ、レオ、反撃ヴェルデなりで応戦するので上位にまで行ける人はおそらく対応力があるのでしょう。

この後攻めは絶対数は多くないと思いますが、今後増えるかといわれるとそれはちょっと予想がつきません。

ハトファーストも健在です。やっぱり上位はかなり多いですし、速度環境に順応したガニハトピックは強いですが、ルーンの質はもちろんピックの幅が求められる難しい形ではあるので、金帯~赤帯すべてで見た場合、速度環境にルーンが追いつかないハト軸はやはり継続して狩られることの方が多い環境だとは思います。

ただ常々思うのはワリーナっていうのは後攻め型だのコントロール系だのとシンプルにピックの累計ができるようなものではなくって、自分が実戦の中で肌で感じて軸となるピック構成を微修正して0.1%でも勝率を上げるために色々ともがくものだと思っていて、ルーンも違えばメインキャラも違うので全く同じ試合は見たことがないと思えるほど十人十色です。それでもプレイしていると感じ取れる傾向みたいなものがあってそこから微修正をして行ったりして試行錯誤するのがまた楽しいものでもあります。

自分で戦うだけでなく、環境を感じることを助けてくれるのものとしてリプレイ機能もあるので、この貴重なデータが内容されたデータベースは時間があるならば活用した方がいいいかもしれません。

 

とりあえず無作為にリプレイ拾ってきました。

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これは先手ハトファーストに対して無難なヴァネフラン受けで相手の後続の様子見している感じです。ハトに対して受けの構えの印象を与えていますが、ヴァネファーストの強いところはそこから3枚のピックの過程で上から攻めていく形もとれるところです。

それに対して先手はガニメデローレンとイケイケな封じ手を打っていっているので、そこに対するダフニスの返しは好手で、もう一枚が足のあるトリトンを入れているのはハトホルに意志がなかった時にスキルを封印する保険の意図があるのかもしれません。

それを見た先手は上を譲らない意図が読み取れるセアラオケアノスという強いピックで返しています。そこに対する後手の元姫のピックの意図は不明ですが、アタッカーを兼ねた使い方でヴァネッサに活気高揚して盾割を入れさせてから先に一体持っていく意図があったのかもしれません。

先手は結局フランバンで、後手はセアラバンとなって試合開始となりました。

これは先手はダフニスバンかなと思いましたが、セアラが残ってオケアノスで上を取れると踏んでいたのかもしれませんし、ハトが落とされてもフランが邪魔しなければ勝ち筋はあると踏んだのかも知れません。

結果は、ハトホルに意志がついていたのでダフニスが業火を打ち込むもハトホルが盾割抵抗となり、次いで元気がトリトンに活気してトリトンにスキル2を打たせるもスキル封印も抵抗して、元姫の多段もハトホルが耐えて、そこからハトホルの2ターン睡眠が全体に入って先手の勝ちとなりました。

抵抗の運ゲーではありますが、ある一つの今シーズンを象徴する展開でもありました。ダフニスについて実際のところの的中ステータスやハトホルの抵抗のステータスはわかりません。ただ、最近のダフニスは速度に力を注いでいて的中を甘えると長いシーズン戦う上で必ず勝率を落とす結果になると思います。ダフニスの登場からそれなりに期間がたちそれなりに対策手段をとってきていることが多く、それが抵抗フランであり、抵抗59%ハトホルでもあります。抵抗フランの意味は高いですが、ダフニスのためだけに抵抗59%をステ振りするハトホルはいかがなものかと思いますが、ダフニスが強い環境の今リーダースキルと合わせて抵抗100%にしているハトホルがいないとも限りません。

的中50%のダフニスが抵抗100%のキャラに剥がして盾割を入れる確率は25%です。受け手が耐える確率は高くなります。

結果論ですがこの試合だとダフニスが盾割さえ入れていれば仮にクリ率が50%しかなくてクリヒットしなくてもその後の元姫が落としてくれていたと思います。

単体火力アタッカーとして本来クリ率というものは高く設定しておきたいものですが、ダフニスについては現環境とも照らし合わせてクリ率よりも的中に重きを置いて、ダフニスに続く速度のモンスターがとどめをさせるようなフォローをいれるなどの工夫をしていくというのもあるのだと思います。

最近ではランカーでもセアラはクリ率と速度に特化して的中自体は60%程度という形のプレイスタイルの方もいます。その割合はそこまで高くはないかもしれませんが、速度競走が流行しつつある今高抵抗キャラがまた今それなりの存在意義を持ってきているかもしれませんね。面白いです。

筆者は上位プレイヤーやギルメンからのアドバイスをもらって抵抗100フランを作りました。あまり使う場面ないかもしれませんがオール反撃抵抗95%ヴェルデも作りました。シーズン11では使ってみたいと思っています。

 

SWCのような一発勝負と違ってシーズンは長い戦いの積み重ねです。長い戦いをして行くなかで仮想敵ダフニスの的中に対する抵抗100が理論上有効であれば必ず積み重ねた実戦の勝率に反映されていきます。それは暴走ルーンをつけていることと同じです。

暴走は単に一回の試合で暴走するとかしないとかを祈るものではなく、長いシーズンの戦いにおいて速度が30早い非暴走のモンスターよりも暴走モンスターの方が行動回数が多くなることと、その行動回数の増加は断続的なものではなく、連続行動という瞬発的な形で発動するものなので危機からの回避、追撃による殲滅の度合いを高めることの方が多いと思っているから、長いスパンで見て期待値の高い暴走ルーンの厳選を頑張っているわけであります。

筆者も熱くなりやすいタイプなのでスタンしたフランに暴走しろ!と檄を飛ばすことはありますけど、頑張ってドラダン周回して暴走ルーンをさらに追及しているのはその一瞬のためではなくて、ギルバト防衛でも占領戦の攻めでもワリーナでは、たくさんの戦闘を重ねれば重ねる程に暴走ルーンをつけた恩恵が勝率に跳ね返ってくると信じているからです。

暴走負けも暴走勝ちもいっぱいありますけど、単なる砂粒程度の1結果と言えれば本当はかっこいいのですが、実際に戦闘中になると「それはそうかもしれんがこの馬だけは許せん!」となるのでまだまだ修行が足りません。

話がそれましたが、一つのリプレイだけで環境を読み取ることはできませんし、ルーンもわからないので何とも言えませんが、リプレイのピック画面だけ見るだけでも結構違うと思います。そしてプレイ再開する前に自分でピックバンの予想を立てて、後はスキップして結果を見て自分の見立てと違えば中身を見るみたいなことも時々やってます。

これはワリーナで勝つためにやっているというよりも趣味ですけども。

 

自分の試合ではないので完全に冷静な目で見ることができ、試合によりけりですが、どうして勝ったかがくっきりとわかる試合も結構あります。

筆者は子供のサブアカウントがあるのでそっちで筆者のリプレイの対戦相手をお気に入りに入れてリプレイを見ながら自分のメインアカウントで巨人を回っております。

 

半分想像の内容の割に長い文面になってしまいましたが、11月半ばくらいからシーズン11本格的にやっていこうと思います。