ルシェン(風ジョーカー)
ルシェン
いまさらおすすめするまでもないルシェンですが、このモンスターは他の星4アタッカーと比類できない初級者、中級者、上級者を問わず一番力を入れていいモンスターです。カイロスの高速周回、アリーナ攻めやギルドバトル攻めでもトップクラスの働きをするモンスターであり、ルーンに力を注げばそそぐほどポテンシャルを最大限に発揮してくれます。スキルマ必須のため大変ではありますが調合で不完の火ジョーカーを作ってスキル上げができる方はやる価値があると思います。
アリーナ攻撃で使用する際には随伴するモンスターによって速度をどの程度確保していくかが変わってくるためルーン構成の正解は一つではありませんが、当然ながらプサマテ、レオ、バステトをお持ちの方であれば、火力に完全特化した鈍足ルシェンにすることができますし、レオはないけれどもフリゲート、バステトがある方であれば、割込みされない最低限の速度を振った火力型にすることができます。最近アリーナでの速度カウントのサイレント修正があったようにも(その後元に戻されたようにも)聞きますので、つながる速度については確認が必要ではあります。
ルシェン1体で敵を倒しきる攻め方をする場合には、ルシェンのクリ率は100%にしたいです。攻撃力もクリダメも大事ですが、クリ率確保に比べればウエイトは低いです。
ちなみにカイロス周回用のルシェンであっても高速化の点ではクリ率が一番大事なステータスだと思います。何回も周回するカイロスではトランプで確実に5体を毎回確定で一掃できるのと残ってしまうのとでは平均タイムに影響があると思います。
【プサマテ+鈍足ルシェン】
鈍足型の場合のルーンは激怒刃一択ですが、ダメージ計算は掛け算のため攻撃とクリダメのがバランスを重視した方がダメージは出ます。縦横の合計は同じでも、正方形の方が長方形よりも面積が大きい理屈です。
クリ率100%、施設Max前提で『攻撃力(施設などの調整後)×1.5倍(攻撃バフ)×(100%+クリダメ%(施設調整後))×63%×3発』で計算してみた場合ですが、攻撃を100(ルシェンの場合攻撃%で11%くらい)伸ばすのとクリダメを10%伸ばすのがおよそ同じくらいのダメージ貢献度になっている感じでした。
激怒ルーン一択となるのは、練磨で伸ばせる攻撃%に対して練磨できないクリダメを激怒でカバーするのが効率的で、かつ、猛攻35%に対して激怒はクリダメ率40%とそもその加算率でも激怒の方が優性だからです。
この表は攻撃バフあり、リダスキなし、闘志ルーンなしのアリーナ基準の推定ダメージですが、筆者のルシェンだと攻撃+1845、クリダメ237%で32400くらいです。
筆者もレオに闘志ルーンを2枚積んでいますが、闘志ルーンによって攻撃力は増加させることができ、闘志2枚だと筆者のルシェンも34000以上のダメージになってくれていますので、闘志ルーンを付けたモンスターを入れることができる方であったり、バナードなどの攻撃アップリーダーを設定する方は多少クリダメ寄りのステータスの方がダメージを出せると思います。
筆者の場合だと、クリダメは237%稼げているものの攻撃が低く、非効率なステータスになっているので、攻撃実数ジェム2箇所をするか新しいルーンを発掘するか頑張らなくてはなりません。表で見る限り攻撃+2100とクリダメ220%の方が効率的な比率となる訳で、攻撃が低すぎますね。
目標は表上の緑色の35000超えゾーンに入ることですが、攻撃+2200とクリダメ240%(ステータス画面)か攻撃2300とクリダメ230%.....となるとまだまだ道のりは長いというか筆者には難しいかもしれませんが、それでもいつかはと頑張りたいと思います。
アリーナの攻めにおいて爆弾パテやディアナガレオンザイロスなど強力な攻め方は色々ある訳ですが上からルシェン攻めが優れている点はアリーナの攻撃においてとても重要となる確実性を持っているからです。アリーナ赤帯では毎週毎週同じ防衛と顔を合わせます。自分が上を取れ、ルシェンのトランプがクリヒット3連してくれれば敵の3体を落とせるような場合だと、ルシェンのクリ率が100%であれば紛れはまず起こりません。
ルシェンは入手難易度は高くない純4モンスターであり、ルーンさえ鍛えることができれば確実性を得ることができるので、アリーナに力を注ぎたい方はルシェンの火力ルーンとゲージアッパーの速度を少しずつでも上げることができればステップアップできると思います。
なお、プサマテ、フリゲ(バナード)、バステト、ルシェンのように少しルシェンに速度を振っていく必要のある運用でも基本は変わらず激怒ルーンによる火力特化です。
【Wルシェン】
もう一つのアリーナでの攻め方はWルシェンです。バナード、バステト、中速ルシェン×2で攻める伝統的なパテがメインですが、ルシェンに求められる速度が増えますがバステトの代わりにメイガンでも形を組むことができます。ただし、このダブルルシェンについては、アリーナ赤帯では相当対策が進んでいて、ダブル果報からの割込での回復役を置かれてしまうことやプサマテ、ヴァネッサリーダーの上を牽制する防衛などで攻めにくい形が多いのは確かですが、それでも攻められるところはなくはないです。但し、バナードからの伝統的な形よりもより変化させた形の方が今後のアリーナ赤帯では求められる形だと思います。
ジャミールのスキル修正により、後攻めでジャミール、バステト(メイガン)、Wルシェンという形で攻めれる先は結構あります。殲滅力のない水系防衛の形であれば、相手の先手を耐えさえすれば、どんなデバフの状況やスキル延長が入っていてもジャミールのスキル3からバステトルシェンとつなげていけます。
それ以外にも後攻めの形を作れる場合はみていると結構あるなと思っています。不思議なことに古来よりもっとも警戒されてきたクロエからのWルシェンが通ってしまいそうな防衛もあったりします。
Wルシェンでもダメージを下げてでもクリ率100%の方が確実性があり、また、カイロス周回に使う場合であればなおさら100%だと思います。
【まとめ】
なので長くなりましたが、ルシェンのアリーナ攻めは随伴するモンスターによってステータスが変わってくるものではありますが、随伴するモンスターに合わせたルシェンはアリーナ赤星にてっとり早く到達する上では貴重な鉾となります。
そしてどこで使うのであってもルシェンのクリ率は100%を優先なんだと思います。
ギルドバトルや占領戦で、火力特化の鈍足ルシェンでもテオンやコナミヤからリモーションをすることでやや耐久気味な面倒な防衛を攻略する上で頼りになる場面もあり、やはり星4ながらスーパーモンスターですね。