サマナーズウォー攻略日記(Watarugo)

赤2ランク帯のサマナーズ攻略日記

自分のワリーナ感 と SWC

とらあさん動画に反論とかっていう趣旨ではないのだけどワリーナについての自分の考え方書いてみたいと思いました。

アルタミエルを持っていて、ワリーナ赤3までたどりついた筆者なりの視点とSWCについてです。

まず環境とか色々ありますけどアルタが強いかどうかっていうと強いです。

単体として強い弱いはワリーナでは本質を得てないのですが、コントロール系に弱いとかエルーシャローレンに歯が立たないとか色々あるにせよ、アルタの得意な打ち合いや耐久戦のフィールドに立てばポテンシャル最大限に活かせる時点で、その持ち場があるだけで強いと言えると思います。

 

ただアルタに限らずラグ、元姫、ギアナだって持ってるだけで赤星になれるかっていうと全くそんなことはないし、ワリーナで赤3まで到達っていうところまで来るとアルタを持っているということよりもはるかに大事な要素がいっぱいあって、+αみたいなもんだと思います。

 

アルタはシーズン2から持っていましたが、そこから常に全力で戦い抜いて、ルーンも努力して強くして、ほかの人のリプレイもたくさん見て、負けた試合を見て反省をしてようやくシーズン9でランカーにたどり着いたというのが自分の中での感想です。それでもまた環境は変わり続けるのでランカーを維持するというのは個人の体感としても本当に大変なことです。

実際にシーズン9で初めてのランカーになった後、フランの弱化、ローレンとダフニスの修正などによる環境の変化への対応ができずにシーズン10はランキングに入ることができませんでした。その後のシーズン11というのはシーズン10の後半と環境は大きくは変わりませんでしたが、筆者なりの分析で環境に対してピック構成を再構築してルーンも強くして参戦した結果再びランカーに復帰できたわけです。

筆者は課金もするし周回もいっぱいしますしアルタもあります。でもそれだけじゃ勝てないのもワリーナです。

これは実際にランカーまでたどりついたプレイヤーの多くが代弁してくれているので多くは語りません。

 

さりとて、人一倍周回する人、結構課金する人、鍛え方は人それぞれですけど、課金が前提で始まった周回ゲームですから課金や周回努力によるモンスターのチューンナップの成果が最終コンテンツワリーナに帰結されないと根底が瓦解します。

 

狭義の意味での全員同じ条件でみたいなeスポーツなんかそもそも当てはまる訳もないゲームですし、別に当てはめる必要はないです。

 

皆さんにはSWC2019はどう映ったでしょうか。ワリーナをどっぷりとやっている筆者はオリンピックを見ているような興奮を覚えました。優勝したLest選手もネフティスはもってますがギンギラギンの光闇スターではありません。巧妙なピックとよく考えて組まれたルーンを武器に決勝戦の最終戦で決めた開幕の魔封はそこまで上り詰めたトッププレイヤーの真剣勝負のから生み出された感動的なシーンでした。

ワリーナに全く興味のない人から見れば意志のついてないタワーのボスに魔封打ち込んでるのと同じに映るのかもしれません。でも相手が意志をつけていないピック構成を想定した最速のガニメデを用意して、あの大舞台でやってのけて優勝を勝ち取っているわけですからワリーナが好きな人間なら鳥肌ものです。

またあの決勝トーナメントの舞台に立つまでの険しい道のりは大変なものです。

筆者は日本予選の出場資格にも届かなかったプレイヤーですが、その厳しい地区予選を経て、各大陸予選で勝ち上がってきているわけですからね。

エクシビジョンに出場した日本が誇るガイアさんの戦いを見たでしょうか。光闇は使わずとも圧倒的なルーンの強さで世界のトップ10に名を連ねたガイアさんを当然筆者も応援し、ドキドキしながら観戦しました。結果ガイアさんは負けました。

世界最高峰のルーンがついた雨師を相手のプレイヤーが執拗に先にピックし続け、ガイアさんに雨師を使わせなかったんです。人によってはせこいことしやがってと思った人もいるかもしれません。でも、これもまた厳しい勝負の世界なんだなとも思いました。

SWCに出場するプレイヤーは研究されます。オリンピックの柔道とかと同じです。

ガイアさんを応援してはいたものの、また相手の真剣さも筆者には伝わりました。

手にしたモンスターに長い時間をかけて魂といえるルーンを埋め込んで鍛え上げたモンスターを連れてきて戦うんです。そしてルーン、モンスター共に最高峰の優勝候補といわれるプレイヤーでも相手の思わぬピックに対応できなくて負けたりするんです。

eスポーツは良く知りませんが、本物のスポーツにはよく似ているとは思います。

 

 

もちろんSWC2019が特定の玄人好きの催しで、ライトユーザーには特に面白みのない催しだったかもしれません。それはわかりません。でも筆者のようにどっぷりとワリーナを楽しんでいるプレイヤーからするとまた今年のSWC2020に期待をしてしまいます。

 

自分の中で感じている運営はSWC2019の成功を機に、さらによりよくしていきたいというポジティブな企図があり、継続していくと期待しています。具体的には今までやってきたことと基本的には変わらないと思います。

まずはシーズンにとってもバランスを良くしようとする、スキルの調整です。

あまりメタキャラが存在せず、総合的に見ても全く敵がないキャラがあるとすればそこはメタキャラを創出によって調整するでしょう。難しければ下方修正をするかもしれません。スキルの調整は簡単ではないです。思わぬ作用が出てしまったり、一つのモンスターの取り合いみたいになってしまう恐れもあります。でもそのスキルバランスこそがこのエンターテインメント性を支える大事なピースであり、スキルバランスについての運営のかじ取りは非常に大事だと思います。

暴走の修正についても、SWCの決勝で片方だけが暴走しまくって、結局暴走運じゃないかってオチになるのが嫌だったのかもしれませんね。そういう意味ではスキル修正以外にもこういったルールそのものの修正ってのはあるかもしれません。

プレバン方式も光闇複数ズラリを少しでも抑制したい意図があるのかもしれません。

 

今年もSWC楽しみにしているプレイヤーであり観戦者でもあります。